
この記事は「もっと安心してTorrentを使いたい」「qBittorrentでより安全に使いたい」という方向けの記事です。
Torrent(トレント)利用のリスクはP2P接続によるIPアドレスの公開です。ファイル共有者同士だとお互いにIPアドレスが把握できるため、 攻撃的なユーザーやハッカーから個人情報の特定やなりすまし等の詐欺被害に遭う可能性があります。
Torrent VPNを使うことで、IPアドレスを秘匿しTorrentのリスクを打ち消すことができます。
しかし、ダウンロード時間が長いファイルやTorrent実行中に席を外している最中に、VPNが予期せず切断すると実際のIPアドレスが露見していまいます。
qBittorrentというTorrentクライアントではこうした最悪の状況を避けるために、VPNが切断されるとファイルの共有を止める機能が備え付けられているためより安全にTorrentを利用することができます。
この記事では
より安全にTorrentを実行するためにqBittorrentでしておくべきバインドの設定を紹介します。
注意!
安全性・匿名性を確保するためにTorrent VPNのご利用を強くおすすめしております。
ベストTorrent VPN: NordVPN
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この記事はこんな人が書いています
こんな人が書いています
- 2013年からVPN利用
- フリーランス含むVPN特化記事執筆4年以上
- 20以上のVPNプロバイダを自費購入でレビュー・比較済み
目次
バインドを設定する理由
Torrentを利用したいけど、利用は危険という声がインターネットには多くありますよね。
実際に日本国内でも違法ファイルを共有することで捕まるケースがあります。
優秀なTorrent VPNにはキルスイッチが搭載してありますが、より安全にTorrentを実行するためにqBittorrentとTorrent VPNをバインドすることが非常に有効です。
バインドはTorrent VPNにおけるキルスイッチ似た働きで、VPNが切断された場合に クライアント側でTorrentファイルのダウンロード・アップロードを切断します。
つまりバインドをしておくことで、VPNが不意に切断されてしまっても実際のIPアドレスがファイル共有者に漏れることなく、身元特定などを回避することができます。
より安全にTorrentを使いたいという方はこのバインドを必ず設定しておきましょう。
qBittorrent設定までの手順
より安全にTorrentを実行するためにqBittorrentとTorrent VPNをバインドします。
バインドはTorrent VPNにおけるキルスイッチのような役割で、VPNが切断された場合にクライアントでダウンロード・アップロードを切断します。
インストールから実際にTorrentを利用するまでの手順は以下です。
利用までの手順

1.BitTorrentのインストール
Torrentファイルを共有するためのクライエントをインストールしましょう。

3.VPNをqBittorrentにバインド
バインドすることで、個人情報の流出をより確実に抑えることができます。

4.テスト
バインドが有効化されているか確認しましょう。
各詳細は以下で説明していきます。
1.qBittorrentのインストール
Torrentを利用するためにはTorrentクライアントをインストールする必要があります。
qBittorrentはより技術的な設定ができるクライアントで、おすすめのTorrentクライアントのひとつです。
qBittorrentのダウンロードは以下のリンクから実行できます。
https://www.qbittorrent.org/download.php
2.Torrent VPNのインストール
Torrentクライアントを利用して、Torrentファイルを共有するときは、お使いのIPアドレスを秘匿するために必ずTorrent VPNに接続しましょう。
Torrent VPNを利用するべき理由は以下にまとめています。
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Torrent(トレント)利用に「VPNが必須」な理由
おすすめTorrent VPN
Torrent利用のリスク回避に最も効果的な方法はTorrent VPNの導入です。
VPNユーザーの実際のIPアドレスを秘匿することでハッカーや政府当局、ISPからユーザーのオンラインアクティビティを秘匿できるため、VPNを導入すればTorrentを安全に使うことができるようになります。
VPNプロバイダの種類は数多くありますが、当サイトでは以下の2つのみを本当におすすめできるTorrent VPNプロバイダとして紹介しています。
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ランキング
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またVPN側でトレントのトラフィックを検出すると、自動的に現在地から最適なP2Pサーバーに接続するため、非常に簡単で初心者にも使いやすいです。
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3.qBittorrent設定
qBittorrent・Torrent VPNをインストールすれば、次にqBittorrentでバインドの設定をします。
バインドの設定手順は以下です。
step
1設定(Preference)
qBittorrentクライアントに表示されている歯車アイコンをクリックして設定画面に進みましょう。
step
2Advanced
設定できる項目の中からAdvancedをクリックし、Network interfaceのプルダウンをクリックしましょう。
step
3バインドするリストの選択
まずはVPN接続をしない状態でNetwork interfaceのプルダウンに表示されるリストを確認します。
このときにメモやスクリーンショットを取っておけば次の工程が楽になります。
次にVPN接続をして、qBittorrentを一度閉じて、再起動します。
もう一度、VPN接続をした状態でNetwork interfaceのプルダウンをクリックすれば、先ほどは表示されていなかった名前がひとつ追加されています。
新しく表示されたinterfaceの名前を選択しOKをクリックすればバインドの設定は終了です。
これはお使いのVPNや環境により名前が異なるので、自分で確認する必要があります。
最後に、Torrentを実行する前に実際にバインドが有効化されたかテストをしましょう。
4.テスト
qBittorrentのバインドが機能しているかテストする方法は以下です。
- VPNに接続する
- qBitTorrentを起動する。合法的なトレントのみが実行されているときにテストを検証することをおすすめします。
- VPNを切断する
- qBitTorrentを確認する。すべてのダウンロードが停止しているか確認する。
まとめ
この記事ではより安全にTorrentを実行するためにqBittorrentでしておくべきバインドの設定を紹介しました。
バインドはキルスイッチ同様にVPNが予期せず切断・長時間Torrentを利用する場合にIPアドレスが露見するのを防ぐのに有効な手段です。
P2P接続のデメリットである、プライバシー保護を強化するためにもぜひバインドの設定をしておきましょう。

トレント実行時にユーザー自身で安全と匿名を保つ唯一の方法はTorrent VPNを使用することです。VPNはすべてのインターネットアクティビティを暗号化し秘匿します。ISPやVPNサービス自体でさえも、ユーザーのオンラインの行動やダウンロードしているものを把握できなくなります。Torrentサイトのブロックを解除したり、海外Netflixサーバーにアクセスしたりすることもできます。最高のTorrent VPNプロバイダはNordVPNで、実質的に月額わずか$3.69(約420円)で、全プラン通じてリスクのない30日間の無料保証期間が付いています。