この記事は「もっと安心してTorrentを使いたい」「qBittorrentでより安全に使いたい」という方向けの記事です。
Torrentは大きいファイル容量でも、高速で共有できる非常に便利なシステムです。
ただし、接続者同士では互いのIPアドレスが確認できる、つまり 個人情報を特定されてしまう可能性があります。
個人情報の特定による、なりすまし詐欺や誤って違法ファイルを共有して起訴・逮捕といったことを回避するために、「qBittorrent」というTorrentクライアントで「IPアドレスの流出を回避する」より高いセキュリティ設定をしましょう。
当記事を最後まで読めば「qBitttorrentでTorrentをより安全に実行する設定・方法」がわかります。
後で記事を読んだり、見直したりすためにも当記事をぜひブックマークしてご活用ください。
この記事では
より安全にTorrentを実行するためにqBittorrentでしておくべきバインドの設定を紹介します。
注意!
vpn info.jpは著作権で保護されたコンテンツのダウンロード・アップロードのためにTorrent(トレント)を使用することを推奨していません。トラブルや損失に対して、当サイトは一切責任を負いません。
安全性・匿名性を確保するためにTorrent VPNのご利用を強くおすすめしております。
ベストTorrent VPN : NordVPN
この記事はこんな人が書いています
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目次
バインドを設定する理由
バインドを設定する理由は「VPN接続が予期せず切断された場合、Torrentのファイル共有も自動的に切断する」ためです。
Torrent(トレント)利用のリスクはP2P接続によるIPアドレスの公開です。
ファイル共有者同士だとお互いにIPアドレスが把握できるため、 攻撃的なユーザーやハッカーから個人情報の特定やなりすまし等の詐欺被害に遭う可能性があります。
日本国内では、違法ファイルを共有することで逮捕・起訴されるケースもあります。
誤って違法ファイルを共有する場合も同じく起訴・逮捕されるため、Torrent VPNを使うことで、IPアドレスを秘匿しリスクを回避することが必須です。
しかし、ダウンロード時間が長いファイルやTorrent実行中に席を外す際に、VPNが予期せず切断すると実際のIPアドレスが露見してしまいます。
「qBittorrent」というTorrentクライアントではこうした最悪の状況を避けるために、VPNが切断されるとファイルの共有を止める機能(=バインド)が備え付けられているためより安全にTorrentを利用できます。
ココがポイント
バインドはIPアドレスの漏洩を防ぐために必須
バインドとは
バインドはTorrent VPNにおけるキルスイッチに似た働きで、VPNが切断された場合に クライアント側でTorrentファイルのダウンロード・アップロードを切断します。
つまりバインドをしておくことで、VPNが不意に切断されてしまっても実際のIPアドレスがファイル共有者に漏れることなく、身元特定などを回避することができます。
優秀なTorrent VPNにはキルスイッチが搭載してありますが、より安全にTorrentを実行するためにqBittorrentとTorrent VPNをバインドすることが非常に有効です。
ココがポイント
VPNをqBittorrentにバインドすることで、実際のIPアドレスの漏洩を防ぐ。
qBittorrentの詳細レビューは以下の記事にまとめています。
-
qBittorrent徹底レビュー| 完全無料・高スペック・安全な理想のTorrentクライアントソフト
qBittorrent設定までの手順
より安全にTorrentを実行するためにqBittorrentとTorrent VPNをバインドします。
バインドはTorrent VPNにおけるキルスイッチのような役割で、VPNが切断された場合にクライアントでダウンロード・アップロードを切断します。
インストールから実際にTorrentを利用するまでの手順は以下です。
利用までの手順
1.qBittorrentのインストール
Torrentファイルを共有するためにqBittorrentをインストールしましょう。
3.VPNをqBittorrentにバインド
VPNをqBittorrentにバインドすることで、個人情報の流出をより確実に抑えることができます。
4.テスト
バインドが有効化されているか確認しましょう。
各詳細は以下で説明していきます。
1.qBittorrentのインストール
Torrentを利用するためにはTorrentクライアントをインストールする必要があります。
qBittorrentはより技術的な設定ができるクライアントで、おすすめのTorrentクライアントのひとつです。
qBittorrentのダウンロードは以下のリンクから実行できます。
https://www.qbittorrent.org/download.php
2.Torrent VPNのインストール
Torrentクライアントを利用して、Torrentファイルを共有するときは、お使いのIPアドレスを秘匿するために必ずTorrent VPNに接続しましょう。
Torrent VPNを利用するべき理由は以下にまとめています。
-
Torrent(トレント)利用に「VPNが必須」な理由
おすすめTorrent VPN
Torrent利用のリスク回避に最も効果的な方法はTorrent VPNの導入です。
Torrent接続中は同じファイルを共有しているユーザー間にIPアドレスが表示されるため、 法務執行機関やハッカーに身元特定などをされる可能性があります。
逮捕や個人情報の流出などあらゆるリスクを防ぐために、Torrent VPNを使ってIPアドレスを秘匿する(=身元特定をさせない)必要があります。
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ランキング
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Torrent利用に最適
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誤って違法ファイルを共有しても個人特定に繋がらないため、安全にTorrentを利用できます。
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総評
NordVPNはキルスイッチとスプリットトンネルの両方も備え付けており、アクティビティや接続ログがないという厳格なノーログポリシーと組み合わせることで、当サイトでテストした中で最も安全にTorrentを利用できるVPNと結論づけました。
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3.qBittorrent設定
qBittorrent・Torrent VPNをインストールすれば、次にqBittorrentでバインドの設定をします。
バインドの設定手順は以下です。
step
1設定(Preference)
qBittorrentクライアントに表示されている歯車アイコンをクリックして設定画面に進みましょう。
step
2Advanced
設定できる項目の中からAdvancedをクリックし、Network interfaceのプルダウンをクリックしましょう。
step
3バインドするリストの選択
まずはVPN接続をしない状態でNetwork interfaceのプルダウンに表示されるリストを確認します。
このときにメモやスクリーンショットを取っておけば次の工程が楽になります。
次にVPN接続をして、qBittorrentを一度閉じて、再起動します。
もう一度、VPN接続をした状態でNetwork interfaceのプルダウンをクリックすれば、先ほどは表示されていなかった名前がひとつ追加されています。
新しく表示されたinterfaceの名前を選択しOKをクリックすればバインドの設定は終了です。
これはお使いのVPNや環境により名前が異なるので、ご自身で確認する必要があります。
最後に、Torrentを実行する前に実際にバインドが有効化されたかテストをしましょう。
4.テスト
qBittorrentのバインドが機能しているかテストする方法は以下です。
- VPNに接続する
- qBitTorrentを起動する。合法的なトレントのみが実行されているときにテストを検証することをおすすめします。
- VPNを切断する
- qBitTorrentを確認する。すべてのダウンロードが停止しているか確認する。
テスト方法の詳細は以下の記事にまとめています。
-
Torrent(トレント)を安全に使うためのVPN設定方法【Windows, MacOS, Linux】
実際に環境作りをしてみる
文字が少なく、スクリーンショット多めのより直感的でわかりやすい記事は以下にまとめています。
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Torrent(トレント)を安全にダウンロードできる環境構築まとめ| VPN・クライアント・設定・使い方【完全保存版】
まとめ
この記事ではより安全にTorrentを実行するためにqBittorrentでしておくべきバインドの設定を紹介しました。
バインドはキルスイッチ同様にVPNが予期せず切断・長時間Torrentを利用する場合にIPアドレスが露見するのを防ぐのに有効な手段です。
P2P接続のデメリットである、プライバシー保護を強化するためにもぜひバインドの設定をしておきましょう。
トレント実行時にユーザー自身で安全と匿名を保つ唯一の方法はTorrent VPNを使用することです。VPN接続により実際のIPアドレスは秘匿されるため、トレント共有者はユーザーを特定できなくなります。VPNがオンラインの行動を暗号化するため、ISPもユーザーの行動を把握できなくなるため、プライバシー・セキュリティ強度が高まります。個人情報・セキュリティを保護するためには優秀なTorrent VPNが絶対不可欠です。最高のTorrent VPNプロバイダはNordVPNで、実質的に月額わずか$3.99(約566円)で、全プラン通じてリスクのない30日間の無料保証期間が付いています。