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ExpressVPN vs NordVPN 徹底比較レビュー【通信速度、セキュリティ、料金等】

読者
ExpressVPNとNordVPN、どっちがいいの?

ExpressVPNとNordVPNはVPN業界の2大巨頭であり、一般のユーザーだけでなく、当サイトでもどちらかを選択するべきか判断が難しいです。

それは、両VPNプロバイダはその他多数のVPNプロバイダに比べて優秀な点が多く、優れている点が似通っているためです。

しかし、VPNを利用する目的やコストによってユーザーが真に必要とするVPNは異なってきます。

当レビューでは、ExpressVPNとNordVPNのさまざまな側面を比較して、どちらがよりお求めのVPNに近いかを選択するお手伝いをしていきます。

記事の要約

ExpressVPNとNordVPNのどちらかを選択できない場合は、最高のオールラウンド「NordVPN」をおすすめします。NordVPNはExpress同様の高スペック、高パフォーマンスですが、月額が$3.99(約566円)とExpressVPNに比べてお得です。
ExpressVPNはNordVPNがお使いの環境・目的に適さない場合は最高の代替VPNです。どちらも30日間の無料返金保証があるので、まずは無料トライアルをしましょう。

項目 よりよいVPNプロバイダ
通信速度 両方:どちらも高速
コスト NordVPN:月額$3.99(約566円)
ストリーミングでの利用 両方:どちらも解除可能な国が多い
Torrent(トレント)利用 両方:どちらもTorrent利用可能
サーバー設置国数 ExpressVPN
セキュリティ ExpressVPN:より強力な制御チャネル暗号化
プライバシー NordVPN:ログ一切なし
オプション NordVPN:固定IPアドレス、DDoS保護
中国での利用 両方
ExpressVPN 詳細

公式サイト 6ドル〜

NordVPN 詳細

公式サイト 4ドル〜

 

この記事はこんな人が書いています

こんな人が書いています

  • 2013年からVPNを継続して利用中
  • 2017年から海外メディアのVPN記事の専属ライター
  • 20社以上のVPNプロバイダを自費購入でレビュー・比較済み
  •  

    ExpressVPN vs NordVPN

    ExpressVPNとNordVPNの各特徴・属性ごとに分類して比較した簡易な比較表です。

     
     

     
     

    • 高速の通信速度
    • 英領ヴァージン諸島に本拠地
    • Netflix,Huluその他の地域制限解除
    • 対応デバイス:Windows, Mac, Android, iOS, Linux, Amazon Fire TV, Chromecast, Apple TV, Roku, PlayStation, Xbox
    • ルーターにもVPN対応可能
    • スプリットトンネル
    • Webサイト:expressvpn.com
     
     

     
     

    • 高速通信速度
    • 同時接続台数6台
    • パナマに本拠地
    • 幅広いストリーミングサービスの地域制限を解除
    • 対応デバイス:Windows, Mac, Android, iOS, Linux, Amazon Fire TV, Chromecast, Apple TV, PlayStation, Xbox
    • ルーターにもVPN対応可能
    • スプリットトンネル
    • 自動Wi-Fi保護
    • Webサイト:nordvpn.com

     

    料金と特別オファー

    VPNプロバイダ名 ExpressVPN NordVPN 
    基本月額料金(1ヶ月契約) $12.95(約1840円)) $12.99(約1845円)
    1年間契約した時の月額料金 $6.67(約947円)) $4.99(約709円)
    最安月額価格 $6.67(約947円) $3.99(約566円)
    無料トライアル期間 30日間返金保証 30日間返金保証
    特別オファー 1年プラン: 49%割引+3ヶ月無料 2年プラン:68%割引+3ヶ月無料

    ※2024年1月時点での情報です。

    ※1ドル=142円で計算しています。

    ExpressVPN・NordVPNとも30日間の返金保証があるため、試してからサブスクを続けるか選択できます。

    返金保証期間中にキャンセルする場合は特別な理由等を説明せずにキャンセルできることは検証済みです。

    ExpressVPNは1年プランの場合、3ヶ月間無料が追加されるため年間プランをお探しの場合はよりお得になります。

    NordVPNは長期プランの場合、68%もの大幅な割引を提供しているため、2年プランだと月額$3.99(約566円)で利用できます。

    ココがポイント

    特別な理由等を説明せずにキャンセルできるため、30日間無料試用ができる。

     

    スペック

    VPNプロバイダ名 ExpressVPN NordVPN
    同時接続使用なデバイス数 5台 6台
    対応OSアプリ Windows, macOS, iOS, Android, Linux, Amazon Fire, 特定のルーター Windows, macOS, iOS, Android, Linux, Amazon Fire
    キルスイッチ 有り 有り
    スプリットトンネル 有り 有り
    サーバー設置国 94カ国以上 59カ国以上
    サーバー数 3000以上 5200以上
    ログ ノーログ ノーログ

    ※2024年1月時点での情報です。

     

    対応OS

    ExpressVPNとNordVPNはWindows、MacOS、iOS、Android、およびAmazonFireデバイス用のネイティブアプリを提供しています。

    どちらのプロバイダも、Linuxデバイスに簡単にインストールするコマンドラインユーティリティを提供している数少ないVPNです。

     

    ルーター

    どちらのプロバイダでも、互換性のあるファームウェアのルーターを使用すれば手動でセットアップできます。

    ExpressVPNとNordVPNはそれぞれ、さまざまなルーターの種類ごとにVPNをインストールするチュートリアル動画を提供しています。

    どちらのVPNプロバイダも、ルーターにVPNをインストールすると同時接続台数の1つとしてカウントします。

    NordVPNにはCyberSecと呼ばれる広告トラッカーブロッカーとマルウェア保護システムがあり、アプリ内で設定を有効化できます。

     

    地域制限解除

    VPNプロバイダ名 ExpressVPN NordVPN
    Netflix アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、ドイツ、インド、香港、その他 アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、日本、ネザーランド
    Hulu アメリカ、日本 アメリカ、日本
    Sky Go Yes Yes
    Amazon Prime Video Yes Yes
    BBC iPlayer Yes Yes
    ABC Yes Yes
    CBS Yes Yes

    ストリーミングサイトの地域制限解除において、ExpressVPNもNordVPNも非常に優秀です。

    両方のサービスとも、ほとんどの海外サービスの地域制限を解除できます。

    ExpressVPNがNordVPNよりも優っている点は、より多くの国のNetflixのアクセスブロックを解除できることです。

    特定のエリア内すべてのExpressVPNサーバーがその地域からストリーミングサイトのブロックを解除できるわけではありません。

    使用するサーバーを見つけるためには、カスタマーサポートに連絡する必要がある場合もあります。

    反対に、NordVPNでは検証したすべてのサーバーがNetflixのブロックを解除しました。

    サーバーの場所に対応する国の地域制限を解除できない場合、NordVPNは自動的にアメリカのNetflixにリダイレクトします。

    ココがポイント

    両プロバイダとも地域制限の解除は優秀

     

    中国での利用

    ExpressVPNとNordVPNはどちらも中国で使用できることを検証した結果、 動作が確認できました。

    実際にはExpressVPNのメインWebサイトは中国政府によってブロックされているため、中国のユーザーには代替アドレスを提供しています。

    中国政府はVPN接続への対策を強化しているため、 時折接続がうまくできないこともあります。

    当サイトのテストではExpressVPNは中国での利用に最適、NordVPNも優れたパフォーマンスです。

    ココがポイント

    両プロバイダとも中国で利用ができる

     

    Torrent(トレント)利用

    VPNで保護せずにトレントを定期的に行っている場合は、ファイルを共有しているすべての人に自分のIPアドレスを公開していることになります。

    IPアドレスを秘匿するのに、VPNは完璧で安全な解決方法です。

    ありがたいことに、ExpressVPNとNordVPNはどちらも優れたP2P機能とキルスイッチ、ノーログポリシー、強力なDSリーク防止などを提供しています。

    キルスイッチとは

    キルスイッチとはVPN接続が予期せず切断された場合、同時にデバイスからインターネット接続を切断する機能のことです。

    予期せずVPNが切断された時に実際のIPアドレス(個人情報の漏洩)が流出するのを防げるため、キルスイッチはVPN利用する上で絶対に必要な機能です。

    キルスイッチは予兆せずにVPN接続が切断されたときに、インターネット接続自体を自動で切断してくれる機能で、万が一があってもIPアドレスが漏洩することはありません。
     

    ExpressVPN

    ExpressVPNは、すべてのサーバーでP2P共有をサポートし帯域幅の制限やデータの上限はありません。

    特になにもする必要がないため、誰でもすぐに使い始めることができます。
     

    NordVPN

    NordVPNはすべてのサーバーでP2Pをサポートしているわけではありませんが、トレントを利用自動で検出しトレントに対応しているP2Pサーバーに切り替えます。

    最初からP2P対応のサーバーに接続することも選択できます。
     

    より詳しいTorrent比較

    以下の記事でExpressVPNとNordVPN、どちらがよりTorrent VPNとして最適かを検証しています。

    ExpressVPN vs NordVPN徹底比較レビュー | Torrent(トレント)利用に最適なのはどっち?
     

    設定とUI

    VPNプロバイダ名 ExpressVPN NordVPN
    自動セットアップ Windows, macOS, iOS, Android, Linux, Tomato, DDWRT routers Windows, macOS, iOS, Android, Linux
    サーバーロケーションの選択方法 リスト式 マップ式 / リスト式
    アドバンス設定 有り 有り
    モバイルでの使い勝手 良い 良い

     

     

    ExpressVPN

    ExpressVPNアプリは小さく、PCやMacで使用してもミニマリストな比率で、接続するサーバーはリストから選択します。

     

    NordVPN

    NordVPNのメイン画面には、サーバーが設置されている各国のマークが付いた世界地図が表示され、接続するサーバーは地図またはリストから選択します。

    地図はモバイルアプリでも利用でき、小さな画面でも魅力は同じです。

     

    モバイルアプリ

     

    インターフェース

    NordVPNのレイアウトはExpressVPNほどスペース効率は良くなく、最初は戸惑うことがあるかもしれません。

    反対にExpressVPNはUIがシンプルで、ドロップダウンリストからサーバーの場所を選択し、国だけでなく特定の地域も選択できます。

    NordVPNでもリスト式に変更可能で、リストではマップよりも詳細な情報が表示されます。
     

    アドバンス設定

    DDoS保護、VPNを介したTorネットワークへの接続、ダブルホップルートの選択など、様々なVPN接続オプションがあります。

    どちらのVPNアプリにも、追加のセキュリティ機能と操作設定の変更が可能です。

     

    ExpressVPN、NordVPNともに、オプションは別のページが開き、各アプリのメイン画面をすっきりと保つため優れたデザイン設定です。
     

    セットアップ

    ExpressVPNのセットアップのプロセスで、少し混乱させるセキュリティ機能が1つあります。

    それは、アプリを起動するより前に、Webサイトでアカウントにログインしてアクティベーションコードを取得する必要があることです。
     

    ルーター

    ExpressVPN、NordVPNともに、wifiルーターの売り手と提携協定を結んでいるため、Webサイトからルーターを購入でき、ルーターの購入者にはコンボパッケージが用意されています。
     

    サーバーとパフォーマンス

    VPNプロバイダ名 ExpressVPN NordVPN
    サーバー設置国 94カ国以上 59カ国以上
    サーバー数 3000以上 5200以上

    ※2024年1月時点での情報です。

     

    利用可能な国とサーバーの数

    両プロバイダともに、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストリア、日本といった主要な地域にサーバーを設置しており、利用可能な国のサーバーは各公式サイトでご確認いただけます。

    expressvpn.com , nordvpn.com

    ExpressVPNにはより多くの国にサーバーを設置していますが、NordVPNは全体としてより多くのサーバーの数があります。
     

    NordVPNのみのサーバー機能

    NordVPNには、ExpressVPNにはないサーバー機能が2つあります。

    1つめは、VPNチェーン、マルチホップVPNまたはダブルホップVPNとも呼ばれる機能です。

    NordVPNアプリケーションの多くのサーバーオプションは、トラフィックが2つのサーバーを経由し、パケットを2回暗号化します。

    Torrent利用時のようによりセキュリティ・プライバシー保護を強化したい時に有効ですが、接続が遅くなる可能性があります。

    NordVPNが提供するもう1つのセキュリティルーティングオプションは、サーバーの1つを介したTorネットワークへの接続です。
     

    パフォーマンス

    VPNのパフォーマンス(通信速度・安定性)は非常に重要な項目です。

    パフォーマンスが著しく悪い場合、VPNに接続してもあまり意味がないためです。

    パフォーマンスをテストするために、同じコンピューターとオペレーティングシステムでAES-256暗号化を使用したOpenVPNプロトコルを使用して検証しました。

    75Mb(物理的に近いサーバー)では、ExpressVPNの速度は5〜6%低下しただけでしたが、NordVPNは6〜8%の低下とわずかに下回りました。

    しかし、どちらも非常に高速な通信であると言えます。

    600Mb(物理的に遠いサーバー)では、ExpressVPNの平均は200〜250Mbで、最低値は157Mbでした。

    NordVPNは300Mbでピークに達しましたが、接続速度の変動が大きく、最低値は125Mbでした。

    両プロバイダともに、遠く離れたサーバーに接続すると、VPN接続はできますが接続が遅くなりました。

    現在は両プロバイダ共に独自のプロトコルを開発・実装していますのでOpenVPNプロトコルに比べるとより速く使えます。

    詳しい通信速度検証

    以下の記事ではOpenVPNだけでなく各社の独自VPNによるプロトコルの通信速度も検証しています。

    ココがポイント

    両プロバイダともに高速。

     

    まとめ

    ExpressVPN・NordVPNともに優れた通信速度を提供します。

    どちらも平均以上で、そのほかのVPNプロバイダに比るとはるかに高速で、わずかにExpressVPNが速かったです。

    両プロバイダともHDおよびライブHDビデオをストリーミングするのに十分な速度です。

    通信速度は利用しているデバイスやロケーション等の環境等にも左右されるため、まずは無料返金保証の間に通信速度をお確かめください。
     

    セキュリティ

    VPNプロバイダ名 ExpressVPN NordVPN
    VPNプロトコル OpenVPN(UDP, TCP), IKEv2, L2TP, Lightway OpenVPN(UDP, TCP), IKEv2, L2TP, NordLynx
    暗号化ビット AES-256 AES-256
    RSA暗号ビット RSA-4096 RSA-2048
    遮蔽技術 Cipher block chaining Obsfproxy
    通信保護のアドバンス設定 ダブルホップVPN(二重VPN)
    漏洩保護 DNS, WebRTC, IPv6 DNS, WebRTC, IPv6
    アプリ内セキュリティ キルスイッチ(デスクトップ) キルスイッチ(デスクトップ、iOS)、自動Wi-Fi保護
    DNS 独自DNS 独自DNS

     

    VPNプロトコル

    ExpressVPNとNordVPNともに、複数のVPNプロトコルを提供しています。

    プロトコルの中で最も優れているのはOpenVPNであり、トップレベルのセキュリティが必要な場合におそらく必須になるシステムです。

    OpenVPNの暗号化の処理は、より軽いプロトコルよりも少し遅くなる可能性があります。

    全体的に、VPNプロトコルの選択は両プロバイダともにしっかりしています。

    各社ともに独自開発したプロトコルを提供しており、OpenVPNに比べて通信速度が向上しています。

     

    暗号化ビット

    ExpressVPNが提供する通信暗号化は、NordVPNの通信暗号化よりもわずかに優れています。

    両プロイバイダともに、256ビットキーでAES暗号化を採用しており、暗号は解読できないため万全のセキュリティです。

     

    RSA暗号

    ExpressVPNでは、制御チャネルに提供するセキュリティの利点があります。

    制御チャネルは、セッションの確立とAESキーの割り当てを保護するために使用されます。

    ExpressVPNもNordVPNも、RSA暗号化を採用していますが、ExpressVPNはより長いキーを採用しています。

    NordVPNが2048ビットのキーに対して、ExpressVPNは4096ビットです。

    セキュリティレベルは、中国に滞在している場合に特に重要になります。

    現在、中国当局は1024ビットキーのRSAを解読できると考えられており、2048ビットキーの解読にも取り組んでいます。

    もし将来的に、2048ビットキーの解読ができるようになれば、NordVPNは中国では完全に安全とは言い切れなくなります。

    まだ、しばらく時間がかかるとは思いますが、より安全を確保したい場合にはExpressVPNが選択肢になるでしょう。

    ExpressVPNは、完全なセキュリティを確保するために、RSA暗号化を過剰に設計しています。

     

    遮蔽技術

    ExpressVPNもNordVPNもともに、パケットの暗号化されたコンテンツをスクランブルし、暗号化されたデータがパターン化するのを防ぎます。

     

    DNSリーク

    DNSの呼び出しは暗号化されません。

    もし、VPNがISP(インターネットサービスプロバイダ)が指定しているデフォルトのDNSサービスを使用した場合、 アクセスするすべてのWebサイトの情報は、ISP、ハッカー、または政府のスパイによってログとして記録される可能性があります。

    しかし、ExpressVPNとNordVPNどちらも、すべてのDNS参照を暗号化されたトンネルを強制的に経由させるため、第3者がWeb上でのあなたのアクティビティを盗み見ることはできません。

     

    アプリ内セキュリティ

    ExpressVPNもNordVPNもともに、アプリ内に同じセキュリティオプションがあり、実際のIPアドレスが公開されるのを防ぐのに役立ちます。

    また、両方ともオペレーティングシステムの起動時にVPNアプリが自動で起動するように設定できるため、常時パソコンにVPNが接続された状態に設定できます。

     

    キルスイッチ

    ExpressVPNもNordVPNもともに、キルスイッチオプションがあります。

    キルスイッチにより、VPNが切断された時に、パソコンで開いているソフトが自動的にインターネットから切断されます。

    NordVPNには全体的なキルスイッチと、ソフトごとに選択できるキルスイッチを設定できます。

    ExpressVPNにはソフトごとのキルスイッチはありませんが、スプリットトンネルを提供しています。

    スプリットトンネルにより、VPNを経由して保護するソフトを指定できます。

    ココがポイント

    両プロバイダともにセキュリティは優秀だが、ExpressVPNはより強力な制御チャネル暗号化を提供

     

    プライバシー

    VPNプロバイダ名 ExpressVPN NordVPN
    本拠地 英領ヴァージン諸島 パナマ
    接続ログ 個人が特定できないものに限る 一切無し
    活動ログ 無し 無し
    ログイン情報 Eメール Eメール
    匿名で支払う方法 Bitcoin, Mint Bitcoin, Litecoin, Ethereum, Zcash, Ripple, Gridcoin, Dash, and Monero

     

    本拠地

    ExpressVPNもNordVPNも「ファイブアイズ(5 eyes)、ナインアイズ(9 eyes)、14アイズ(14 eyes)」の国に拠点を置いていません。

    つまり、セキュリティ監視機関にユーザーの活動の詳細を開示することも、特定の顧客を追跡するために米国または英国の裁判所命令に協力する必要はありません。

    ExpressVPNはデータ保持法がない英領バージン諸島に拠点を置いています。

    パナマのNordVPNの場所は、最初に思われるほど安全ではありませんでした。

    この国にはいくつかのドラコニア著作権法があり、何度も米国当局との協力を余儀なくされています。

    ただし、NordVPNは本拠地の国にサーバーを所有していないため、情報を開示しろという政府の圧力を回避できますので依然変わらずプライバシー保護は安泰です。

     

    ログ

    NordVPNはログをまったく保持しないため、ExpressVPNよりもわずかに優れたプライバシーポリシーといえます。

    NordVPNはすべてのVPNプロバイダはログを保持しないと言っています。

    VPNプロバイダはよくログを保持しないと主張しますが、もう少し深く掘り下げると、アクティビティログを保持しないといっているだけのことがよくあります。

    アクティビティログには、アクセスしたWebサイトやデータのダウンロード情報など、ユーザーが実行したすべてのアクションが記録されます。

    残念ながら、接続を追跡することで、検察官や法執行機関はあなたを特定できます。

    VPNは追跡自体を不可能にしますが、接続ログを使用すれば、VPNを介してユーザーを追跡できます。

    NordVPNは接続ログも使用ログも保持しないと宣言しています。

    反対に、ExpressVPNは最小限の非識別ログを保持しています。

    この日識別ログは、アカウントID、接続した日付(時刻ではない)、接続元と場所、および転送されたデータの合計量が記録されています。

    ExpressVPNはIPアドレスを記録していないため、実際にはユーザーを特定・追跡することは不可能です。

     

    支払い方法

    アカウント開設のためにクレジットカードを利用する場合は、クレジットカード情報から追跡されるかもしれないからです。

    ExpressVPNとNordVPNはどちらも仮想通貨で支払うことができます。

    つまり、銀行を介して追跡することをできなくします。

     

    Eメール

    アカウント開設にはEメールが必要になりますが、普段使っているものではなく、ログイン用にのみ使うフリーメールを新規で作成すれば、ユーザーを特定・追跡することはできません。

     

    まとめ

    ExpressVPNもNordVPNも提供しているプライバシーのレベルは非常に優れています。

    どちらのVPNプロバイダもTorrentをダウンロードしたい人にとって良い選択肢である理由の1つです。

    ExpressVPNとNordVPNはどちらもトレント利用のサポートをしているため、トレントのセットアップの最適化についてカスタマーサポートに問い合わせる必要がある場合でも、気を悪くする必要はありません。

     

    設定

    VPNプロバイダ名 ExpressVPN NordVPN
    アドレスの割り当て 共有 共有
    固定IPアドレス なし バッファロー(アメリカ)、フランクフルト(ドイツ)、ロンドン(イギリス)、ネザーランド(アムステルダム)
    DDoS保護 なし 有り
    NATファイアウォール
     

    共有IPアドレス

    VPNはさまざまな方法を使用してIPアドレスを秘匿できます。

    ExpressVPNとNordVPNともに共有アドレス方式を採用しており、すべての発信トラフィックにVPNサーバーのIPアドレスがラベル付けされています。

    同じサーバーに同時に接続している他のすべてのユーザーも、同じサーバーのIPアドレスを取得することになります。

    ターゲットWebサイトから発信者までアクティビティを追跡する場合、VPNサーバーにたどり着くことができても、どのユーザーがアクセスしたかは追跡できません。
     

    NATファイアウォール

    共有されたIPアドレスシステムは、「ポートアドレスマッピング」(PAT)と呼ばれるシステムによって管理されます。

    一部のVPNがNATファイアウォールで接続を保護することについてご存知かもしれませんが、実際にはPATです。

    アドレス変換システムにより、ゲートウェイの背後にあるIPアドレスを特定できなくなり、ファイアウォールが自動的に作成されます。

    ExpressVPNとNordVPNはどちらも、NATファイアウォール保護を提供しています。
     

    固定IPアドレス

    VPNを使用する状況によっては、独自の固定IPアドレスが必要になる場合があります。

    着信接続を受け入れる場合に特に重要で、NATファイアウォールは接続に適用されません。

    独自のサーバーをセットアップする場合は、プライベートまたは「固定」IPアドレスが必要になります。

    独自のWebサイト、ゲームサーバー、または独自のクラウドストレージシステムを作成するために必要になるかもしれません。

    ExpressVPNでは固定IPアドレスを取得することはできません。

    NordVPNは追加料金で固定IPアドレスを提供しており、英国、米国、オランダ、またはドイツの固定IPアドレスを選択できます。

    実際に滞在している場所は関係ありません、どの固定IPアドレスも選択可能です。
     

    DDoS保護

    ExpressVPNとNordVPNともに、ある程度のDDoS保護を提供しています。

    DDoS攻撃を仕掛けるためには、最初にIPアドレスを把握している必要があります。

    VPNを介してインターネットを使用する場合、IPアドレスは誰にも表示されず、接続しているVPNサーバーのIPアドレスのみが表示され、DDoS攻撃を仕掛けていると思っている側は実際にはユーザーではなく、VPNサーバーを攻撃していることになります。

    VPNサーバーは個人のコンピューターよりもはるかに容量が大きいため、ほとんどのDDoS攻撃を吸収できます。

    NordVPNは大規模で頻繁な攻撃の標的になる可能性が高い場合に、追加でDDoS保護を購入でき、ExpressVPNはそのサービスを提供していません。

     

    カスタマーサポート

    VPNプロバイダ名 ExpressVPN NordVPN
    ライブチャット 有り 有り
    チケット制 有り 有り
    平均メールの返信速度 50分前後 3時間50分前後
    電話での応対 無し 無し
    FAQデータベース 有り 有り
    ビデオ解説 有り 有り

    ExpressVPNもNordVPNもカスタマーサポートが業界の中でも非常に優れています。

     

    ライブチャット

    どちらも知識豊富なサポートセンターの職員による、ライブチャットがあります。

    両方のチャットシステムに定期的にアクセスすると、ExpressVPNのほうが待ち時間が短いという検証結果です。

     

    まとめ

    項目 よりよいVPNプロバイダ
    通信速度 両方:どちらも高速
    コスト NordVPN:月額$3.99(約566円)
    ストリーミングでの利用 両方:どちらも解除可能な国が多い
    Torrent(トレント)利用 両方:どちらもTorrent利用可能
    サーバー設置国数 ExpressVPN
    セキュリティ ExpressVPN:より強力な制御チャネル暗号化
    プライバシー NordVPN:ログ一切なし
    オプション NordVPN:固定IPアドレス、DDoS保護
    中国での利用 両方

    ExpressVPNとNordVPN、両VPNプロバイダともに強くおすすめしますが、最終的にはNordVPNの方が優れた選択肢です。

    NordVPNは完璧なセキュリティ、通信の高速性、人気のストリーミングサービスの地域制限の解除の面でExpressVPN同様に優れており、コストがExpressVPNよりも低いため総合でいえばNordVPNが最もおすすめです。

    実際に当サイトで一番人気なのはNordVPNです。

    セキュリティの面では、ExpressVPNはより強力な制御チャネル暗号化を備えているため、わずかですがExpressVPNが優れているといえます。

    プライバシーの観点では、NordVPNは完全なノーログポリシーで、ExpressVPNはユーザーを特定しないログを保持していますが身元特定には繋がりません。

    ExpressVPNとNordVPNはどちらも中国で利用が可能で、イランやサウジアラビアなどの他の抑圧的な政権でもVPNによる優れた情報保護をします。

    当サイトのテストでは、両VPNともに優れた通信速度で、4K動画やHDライブの視聴でもストレスなく快適に視聴できます。

    両プロバイダともに幅広くストリーミングサイトの地域制限解除ができます。

    ExpressVPNは一般的なデバイスだけでなく、互換性のあるルーターに簡単にセットアップできる独自のカスタムファームウェアがあるという利点があります。

    ExpressVPNとNordVPN、両方とも30日間の返金保証があります。

    そのためExpressVPNとNordVPNを実際にお使いの環境でテストしてから、どちらをサブスク購入するか決めることができます。

    当サイトで言えることは、どちらのVPNサービスを選択しても、安全に快適に利用できるということです。

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    お得に購入する方法

    NordVPNは通常月額$12.99(約1845円) ですが、長期プランを選択することで大幅な割引を享受できます。
    24ヶ月のプランを選択すれば最大66%の割引に加え、3ヶ月分無料で使えるため、通常の1ヶ月で購入するよりもだいぶお得になります。
    そのためVPNユーザーの間では大幅な割引のために長期プランを選択することが鉄板です。

    1ヶ月のプランでも24ヶ月のプランでも、利用目的に合わなかったり、お使いの環境に上手く合わない場合は30日間以内なら、特に理由もなくキャンセル・返金ができるため購入するときは長期プランを選択することをおすすめします。

    NordVPNのおすすめプラン

    NordVPNの利用期間とパッケージのプランは豊富です。

    どのプランも共通で30日間の無料保証期間がありますので、安心してプランを選択できます。

    利用期間の選択

    おすすめの利用期間は24ヶ月のプランで、最大66%OFFになるため通常の半分以下の料金で2023年最高のVPNを使うことができます。

     

    パッケージの選択

    現在NordVPNには3つのパッケージがあります。

    • スタンダードプラン : VPNサービスのみ
    • プラスプラン : VPNサービス + パスワード管理
    • コンプリートプラン : VPNサービス + パスワード管理 + 1TBのクラウドストレージ

    純粋にVPNだけが必要な場合はスタンダードプランの選択で間違いありません。

    ココがポイント

    クロスプラットフォーム対応のパスワード管理アプリ、情報漏えいスキャナー、1TBの暗号化されたクラウドストレージが必要でない方はスタンダードプランでOK。

    口コミ・評判

    日本人ユーザーに聞いた、NordVPNの評価・クチコミは以下の記事にまとめています。

    NordVPNの評価・クチコミまとめ【日本人ユーザー限定】
     
    ExpressVPN

    ExpressVPNは超高速通信で動画視聴・オンラインゲーム・P2P利用に最適です。
    セキュリティ・プライバシーもトップレベルで、世界中のVPNユーザーから非常に高い評価を得ています。

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