
Lightway(ライトウェイ)はExpressVPNが独自に開発した新しいプロトコルです。
OpenVPNの代わりにLightwayによるVPN接続をすることで、ExpressVPNの通信速度やセキュリティを向上させ、ユーザーの満足度をさらに高めてくれることが期待されています。
2021年中に実装されました。
この記事では
ExpressVPNが独自に開発した業界注目の新しいプロトコル「Lightway」について説明しています。
当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。
この記事はこんな人が書いています
こんな人が書いています
- 2013年からVPN利用
- 海外メディアのフリーランス含むVPN特化記事執筆4年以上
- 20以上のVPNプロバイダを自費購入でレビュー・比較済み
Lightwayとは?
LightwayはExpressVPNが独自開発した革新的な新しいVPNプロトコルです。
Lightwayにプロトコルを切り替えることで、よりスピーディに、安全に、信頼できるVPN接続が期待されています。
Lightwayは従来のプロトコルに比べ軽量に設計されているため、より速く動作し、バッテリー消費をより少なく、簡単に監査と維持ができるとExpressVPNは宣伝しています。
過去2年程、数多くの競合他社はWireGuardプロトコルを採用してきましたが、ExpressVPNはWireGuardのプライバシーリスク、プロトコルが未完成という事実について声を上げていました。
LightwayはWireGuardと同じように、現代的な暗号化設計、軽量なコードベース、高速通信、安定した接続をもたらしますが、WireGuardとは異なり、現在はExpressVPNでしか利用することはできません。
いずれコードがオープンソースになれば、他社もLightwayを採用することができるようになります。
ただし、ここで大事な点はLightwayはExpressVPNを最適化するために開発されたコードだということです。
より速く安定したVPN接続
ExpressVPNはすでに世界的に高速なVPNとして人気がありますが、Lightwayはさらに高速かつ安定したVPN接続を供給してくれることが期待されています。
Lightwayは効率的なコードベースに基づいて構築されています。
通常、コードが少ないと接続が高速になる傾向にあり、VPNへの接続時間の短縮とプロセッサの負荷の軽減にも繋がります。
また、コードが軽量だと、セキュリティの側面でも役立ち、セキュリティ担当者がコードを効率的に監査できるようになります。
Lightwayの安全性
現段階ではLightwayはオープンソース化していないため、詳細はわかりません。
LightwayはwolfSSL暗号化ライブラリを使用して、AESとChaChaをサポートします*。
*OpenVPNはAESをサポートし、WireGuardはChaChaをサポートします。
Lightwayを検証してみた
Lightwayは現在、iOS以外の主要なOSでベータ版を試用できます。
実際にAndroidスマホでLightwayをテストしてみました。
印象としては、確かにOpenVPNに比べて速いです(モバイル版にOpenVPNが適していないということもありますが)。
速度よりも、スマホでVPNを使う上で感動したことは、常にデバイスを保護していることです。
通常LTE(または3G)からWi-Fiに切り替えるときには、再接続のために時間がかかりますが、LightwayではデバイスをVPN接続したまま通信回線を切り替えるとことができました。
これはVPNを頻繁に使うユーザーにとってはちょっとしたストレスがなくなるのでとてもいい改善点です。
まとめ
この記事では、ExpressVPNが独自に開発した業界注目の新しいプロトコル「Lightway」について説明しました。
Lightwayの予想されるメリットとしては、より高速に、接続速度が速くなる、バッテリー消費がより少なく、セキュリティ監査が効率的になるということです。
現時点ではiOS以外の主要なOSでベータ版で試用できますが、まだ開発途中のためオープンソース化はしていません。
2021年中に実装化されると思いますが、一度LightwayがVPN市場にリリースされればExpressVPNはより安定した、人気のあるVPNの座を確固たるものにするでしょう。

ExpressVPNは超高速通信で動画視聴・オンラインゲーム・P2P利用に最適です。
セキュリティ・プライバシーもトップレベルで、世界中のVPNユーザーから非常に高い評価を得ています。