
この記事は「VPN購入前にプロバイダの悪い点・残念な点を知っておきたい」という方向けです。
VPNを購入する時に「VPN おすすめ」で検索するといいところだけをかき集めた記事ばかりでうんざりしていませんか?
サブスクして継続するのだから、事前に悪い点・残念な点を知っておきたいですよね。
当記事を最後まで読めば「購入するべきではないVPNプロバイダの特徴」がわかります。
この記事では
VPNを購入する検討材料として、VPNマニアが気づいた残念なVPNの特徴5点を紹介します。
当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。
この記事はこんな人が書いています
こんな人が書いています
VPNマニアが気づいた残念なVPNの特徴5点
プロバイダのWebサイトや調べたり、実際に使っている中でVPNマニアが気づいた残念なVPNの特徴5点は以下です。
- VPNプロバイダの本拠地
- 返金保証期間がない
- 無料VPN
- 乏しい通信速度
- 地域制限の解除が弱い
各詳細は以下で説明します。
VPNマニアの信頼性
当サイトの運営者は2013年からVPN利用開始はじめて、海外メディアのフリーランス含むVPN特化記事の専属ライターとして4年以上経験しています。
20以上のVPNプロバイダを自費購入でレビュー、比較をしています。
当記事はそんな当サイト運営者がプロバイダのWebサイトや調べたり、実際に使っている中で気づいた残念なVPNの特徴です。
VPNプロバイダの本拠地
VPNプロバイダの本拠地がファイブアイズおよび監視同盟の地域にある場合は「残念だな」と感じます。
これはプライバシー保護・匿名性に関係するからです。
ファイブアイズおよび監視同盟の地域にVPNプロバイダがある場合、「ノーログポリシー」の履行が難しく、ユーザーの身元特定に繋がるリスクがあるためです。
ファイブアイズとは
本拠地はプロバイダに適用される管轄区域と法律が関連してくるため、VPNを選択するうえでとても重要です。
ファイブアイズをはじめとする監視同盟の地域に本拠地がある場合はログの保持が義務付けられます。
ファイブアイズおよび監視同盟の地域は以下のテーブルにまとめています。
5アイズ | アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド |
9アイズ | 5アイズ同盟国 + フランス、デンマーク、オランダ、ノルウェー |
14アイズ | 9アイズ + ドイツ、スペイン、イタリア、スウェーデン、ベルギー |
-
-
5 EYES(ファイブアイズ)とは? 超わかりやすいまとめ
どうして本拠地が大事?
VPNを使う本来の目的である匿名性・セキュリティを重視するのであれば、VPNプロバイダの本拠地が重要です。
ファイブアイズに属する地域にVPNプロバイダの本拠地がある場合、「ログの保持」が義務付けられているためです。
ログを保持している場合、ハッカーによるデータの流出、政府に提出を要請された場合にユーザーを特定することができる情報が第三者に渡る可能性が非常に高くなります。
これだとVPNを使う本来の目的である匿名性・セキュリティが著しく低いと見なさずを得ません。
そのためファイブアイズに本拠地がないVPNプロバイダというだけで利用は避けたほうがいいなと感じます。
プライバシー保護のために使うVPNなのに、プライバシーを侵害されかねないので意味がないなーと残念に思ってしまいます。
ココがポイント
身元特定に繋がるログを保持する必要がないノーログポリシーを採択できるVPNプロバイダを選びましょう。
おすすめVPN : NordVPN
返金保証期間がない
返金保証期間がないまたは短いVPNプロバイダも「残念だな」と感じる要素のひとつです。
VPNの品質に自身がないのかなと勘ぐってしまいます。
VPNはどうしてもお使いの環境やデバイスによるので、実際に使ってみないとわからないことはあります。
例えば、VPNの購入目的が「ストリーミングサービスの地域制限解除」の場合、視聴したいサイトにアクセスできないと意味がないですよね。
意味がないVPNプロバイダサービスに払う価値がないのに、返金対応もできないのは残念でしかないです。
返金保証があるか確認しましょう
VPNが30日以上の返金保証を提供しているかどうかを常に確認する必要があります。
返金保証期間が設けられている場合、ユーザーは完全にコミットする前にサービスをテストできることが保証されます。
保証期間が短いまたは返金保証期間がないということは サービスの品質に信頼がないことを意味します。
ユーザーが初めてテストした後すぐに保証期外になって支払いを確定させたい サブスクリプションの罠にはめたい意図があります。
こういう悪徳なVPNプロバイダがあるせいで、VPNの購入にネガティブなイメージがついてしまうのも残念です。
-
-
無料トライアルできるおすすめVPNランキング【2023年】
ココがポイント
30日以上の返金保証がないVPNプロバイダは、製品の質が悪いことを自認しているので避けましょう。
無料VPN
無料VPNは どのVPNプロバイダに限らず、すべからく残念です。
パフォーマンスも低い、利用にも制限が設けられていたり、個人情報を転売したりなど無料VPNの利用にメリットはひとつもありません。
無料で使えるサービスの対価はあなた自身の個人情報です。
無料で使っているつもりで、実は利用されています。
無料VPNは粗悪
無料VPNはは個人情報(IPアドレス、クレジットカード、ログイン情報等)の収集・転売、ユーザーのアクセスデータを収集・転売しているケースがほとんどです。
ログも保持していないと謳っていますが、信頼しないでください。
匿名性を高めるためにVPN接続をしているのに、反対に個人情報が抜き取られて なりすましやサイバー犯罪の被害者になる可能性も十分あります。
また無料VPNは帯域幅が制限されていたり、極端に通信速度が低い、ストリーミングサイトでは常にブラックリストいりしている粗悪なものですので、全く使い物になりません。
ただ利用するのにコストがかからないように見えているだけで、 実は見えないところで搦め捕られているので、無料VPNを使う人も残念に感じてしまいます。
自分自身が無料VPNプロバイダの商品になってしまわないようにしましょう。
無料VPNは絶対に使うな! リスクの多い無料の闇
ココがポイント
なりすましやサイバー犯罪の被害者になるリスクのある無料VPNプロバイダは避けましょう。
乏しい通信速度
VPNが提供している通信速度が乏しいプロバイダは非常に残念です。
VPN本来の目的はプライバシー保護が第一ですが、実際に使う上で速度が著しく遅くなるのは使い物にならないので利便性が下がります。
通信速度が遅いというだけで、使うに値しないなというのが今のVPN業界の標準です。
通信速度は指標
通信速度が遅くサーバーが少ないことは、劣ったプロバイダであることを示す指標です。
VPNはデータの暗号化に使用されるプロトコルの性質上、通信速度が遅くなりますが、選択したサーバーに関係なく速度が低下して通信が困難になる場合はプロバイダのサービス全体に問題がある可能性が高いです。
通信速度は30日以上の返金保証期間があるVPNプロバイダで、無料トライアルをして検証することで確認できます。
乏しいVPNの通信速度は、動画視聴が目的ではない場合でも、検索が全く進まない、ページの読み込みが遅いとVPNを使いたいのに、切断をせざるを得ないと感じるユーザーもでてくるので残念です。
そのため上述の通り、無料期間がないVPNプロバイダというのは速度テストなどもできないため改めて残念だなと感じさせられます。
ココがポイント
VPNの速度は無料期間を利用して測定しましょう。
地域制限の解除が弱い
VPNプロバイダの 地域制限の解除が弱いの非常に残念です。
ECサイトやストリーミング、オンラインバンクの利用などVPNが必要な場面は多いです。
特に海外在住の方が日本のサービスを利用するのにはVPNによる地域制限の解除は重要な指標です。
しかし、VPNプロバイダによってはブラックリストに入っていてWebサイトにアクセスできない、ストリーミング視聴できないなど宣伝広告とかけ離れているプロバイダが多いです。
地域制限とは
地域制限とは
地域制限はジオブロックとも呼ばれるアクセス制限措置で、IPアドレスを元にサイトへのアクセスの可否を決めています。
例えば海外から、日本国内限定のサイト(銀行等)やプラットフォーム(Netflix、アマゾンプラス等)にアクセスをしようとすれば、そのアクセスはブロックされます。
地域制限はVPNによってブロックを解除することができます。
地域制限の解除も指標
VPNを利用する目的として、地域制限の解除を求めている方も多いと思います。
そのためにサブスク購入したのに、実際に使ってみたら地域制限の解除ができないということはよくあります。
これはVPNプロバイダがWebサイト側にブラックリストに指定されていたり、サーバーが欠如している状態にあるなどの要因があります。
一時的に使えずに、カスタマーサポートに連絡したら、数日後には再び利用できるようにするVPNプロバイダは利用し続ける価値はあります。
残念なVPNプロバイダは カスタマーサポートがない、連絡しても改善されないなどの粗悪なVPNプロバイダです。
ココがポイント
地域制限の解除能力はVPNプロバイダの指標のひとつです。
以下では上記の危険信号に当てはまらないおすすめのVPNプロバイダを紹介します。
おすすめのVPNプロバイダ
以下で紹介するVPNプロバイダはファイブアイズ非加盟国に本拠地を持ち、厳しいノーログポリシーを遵守しています。
上記2つの条件に加えて、通信速度・セキュリティ・プライバシー・価格・P2P利用の可能等さまざまな観点から優秀です。
VPNプロバイダ名 | NordVPN | ExpressVPN | Surfshark VPN |
1ヶ月プラン/月額 | $12.99(約1845円) | $12.95(約1840円) | $12.95(1841円) |
6ヶ月プラン/月額 | なし | $9.99(約1419円) | なし |
1年プラン/月額 | $4.99(約709円) | $6.67(約947円) | $3.99(約567円) |
2年プラン/月額 | $3.99(約566円) | なし | $2.3(約327円) |
無料トライアル期間 | 30日間返金保証 | 30日間返金保証 | 30日間返金保証 |
※2023年10月時点での情報です。
※1ドル=142円で計算しています。
おすすめVPNの詳細レビューは以下の記事にまとめています。
-
-
超おすすめVPNランキング | 20社以上徹底比較【2023年】
-
-
超おすすめVPNトップ3を実際に購入し徹底比較【2023年】
おすすめしないVPNプロバイダ
-
-
おすすめしないVPNプロバイダまとめ【悪質・身元特定等】
まとめ
この記事は「VPN購入前にプロバイダの悪い点・残念な点を知っておきたい」という方向けに、VPNを購入する検討材料として、VPNマニアが気づいた残念なVPNの特徴5点を紹介しました。
VPNプロバイダを選ぶ上で残念な点の要約は以下です。
- ファイブアイズ関連地域に本拠地がある
- 無料VPN(パフォーマンス・プライバシー)
- 返金保証期間がない
地域制限や通信速度については返金保証期間がある場合は、実際に購入する前にお使いの環境でテストすることができます。
その 返金保証期間がないVPNプロバイダ、無料VPNはとても残念で全くおすすめできません。
当サイトではNordVPNを最もおすすめできるVPNプロバイダとして推しています。
30日間の無料保証期間があるため、支払いをした後でも30日間以内にキャンセルをすれば全額返金できますので、まずはインストールをしてお使いの環境に適しているかをテストしてみてください!